どうも、ションです。
去年の夏に息子の自由研究として作ったスマートボールの記事が大変多くのアクセスを集め、このことに味を占めた私が「今年はコリドールを作ってみよう!」と思ったのが今回の記事になります。
そして始めに言っておきます。
「めちゃくちゃめんどかった!笑」
想像していたよりも時間と手間がかかる作品になってしまい、とてもじゃないが小学校低学年が作れるものではなくなってしまいました。
- 工作好きな方
- 手が器用で几帳面な方
めんどくさがりな方にはオススメできませんし、チャレンジする際は根気を準備しておく必要があります(笑)
ということで、今回は息子の自由研究ではなく私の自由研究となりました!
コリドールとは
自分の駒を上下左右に進めるか、フェンスで対戦相手の進路を妨害するかで、早く自分の駒をゴールまで進めることができたら勝ちというゲームです。
ルールはシンプルですが相手の動きひとつで戦略がガラリと変わってきますので奥が深く、頭をフル回転させなければなりません。
大人と子供で対等に対戦でき、自然と盛り上がり会話も弾むゲームです。
私が子供たちとやる場合は、一回勝ったら一枚フェンスを渡すというふうにハンデを与えて楽しんでます。
まずは完成形!
これすべて、100円均一のダイソーで揃えたもので手作りました。
このあと必要な材料と作り方を説明していきます。
失敗したことや上手くいったこと、細かい寸法まで全部書いていきますので最後までよろしくお願いします!
材料
準備する材料の一覧です。
すべてダイソーで揃えられるので、だれでも同じものが作れます。
種類
- MDF材(300×400×6) 100円
- ガラスタイル2㎝角シトラス系 24個入り 100円
- 差込タイプ ネームプレート 15㎝30枚入り 100円
- ホビー工作紙ヤスリ 6枚入り 100円
数量
- MDF材 (1枚)
- ガラスタイル2㎝角シトラス系 24個入り (7つ)
- ホビー工作紙ヤスリ 6枚入り (1つ)
- 差込タイプ ネームプレート 15㎝30枚入り (1つ)
その他
すでに持っている物や代用可能な物もあるので表記はしていませんが、木工用ボンド・プラスチック用ボンド、カッターナイフ、ノコギリ、大きいダブルクリップも必要です。もちろんこれら全てダイソーでも揃えられます。
作り方
それでは、コリドールの作り方に入ります。
MDF材に印をつける
最終的なMDF材の大きさは300㎜×300㎜になるのですが、最初にカットしてしまうとタイルのズレに対応しなくてはならないので、まずはタイルを張るための基準になる線を引きます。
短い辺(300㎜)の右から20㎜、左から20㎜に印をつけ、写真の赤い線のように線を引きましょう。
右か左、片方だけでも構いません。
あとに出るネームプレートを使用してタイル張りをするので、この基準線はあくまで目安だと思ってください。
※写真の横に鉛筆で線を引いてあるものは、私が最初にカットするために引いたもので、結果的には必要ないものなので無視してください。
ネームプレートを貼り合わせる
ネームプレートは、フェンスと駒の材料になります。
これは園芸コーナーに置いてあるものなのですが、すぐ近くに木製ネームプレートというものも置いてあります。
素材的に木製のほうが欲しかったのですが、よく見ると木製のほうは厚さがバラバラなのです!
フェンスの厚みを均等にするために、プラスチックのネームプレートを選択しました。
ネームプレートは4枚重ね合わせるのですが、プラスチック用ボンドは写真のように少量つけるだけで十分です。
くっつくまでしっかり固定していたいので、大き目のダブルクリップで2、3ヵ所挟みましょう。
このときネームプレートがしっかり密着していることとズレていないことを確認しましょう。
私は手だけで押さえていたのですが、密着していなかった部分もあり失敗しました。
ネームプレートすべて使うと、4枚重ね合わせたものが7つできるはずです。
タイル張り
いよいよ一番重要で難しいタイル張りです。
基準となる最初のタイルは超慎重に張りましょう。
まずMDF材の短い辺(300㎜)と、最初に縦に線を引いた印が直角になるところからタイルを張り始めます。
タイルの配色は好みでいいですが、私はフェンス置き場と駒を動かす盤上とで色を分けました。
張り方でずが、基準線の話をしたときにも触れた、ネームプレートを使用して張っていきます。
ネームプレートの平らな面がちょうど20㎜になっており、これをMDF材の長辺側に合わせると、始めに引いた基準線と一致するはずです。
※ここで失敗・・・写真の黒線部分、ここは必要ないところだったのですが勢いでタイルを張ってしまいました。あとでも説明しますがみなさんは十分気を付けてください。
ネームプレートにタイルをぶつけて曲がりを調整するのですが、最初に張るタイルは2つピッタリとくっつけます。
タイルをぶつけるネームプレートがずれていないか。
下端からはネームプレートを縦にしてMDF材にぶつけ、そのネームプレートにタイルが垂直にくっついているか確認しましょう。
このとき使うボンドは木工用ボンドで問題ありませんが、タイルからボンドがはみ出さないように少量だけ付けましょう。
写真より少なくて大丈夫です。
最初の張ったタイルがしっかり固定されたら、次のタイルを張っていきます。
4枚重ね合わせたネームプレートを縦にし固定されているタイルにくっつけ、次のタイルと挟むように使います。
この繰り返しでフェンス置き場のタイルを張っていきますが、急がずにしっかりタイルが固定されてから次のタイル張りに進むことが重要です。
このあとは、駒を進めていく盤面のタイルに入っていきますが、ここもやり方は一緒でネームプレートを挟むようにしてタイルを張っていきます。
とにかくこの繰り返しで時間がかかるので、根気が必要です!(笑)
さきほど書いた失敗はタイル張り終盤で気づき、どうしようか考えた結果、剝がしました。
不要ではあるのですが、タイルを張るにも良い基準になるし、なにより余っているオレンジのタイルがもったいないので、剥がした跡のカモフラージュも兼ねてオレンジタイルに張り替えました。
これでタイル張りは終了です。
余ったMDF材をカットする
見づらいかもしれませんが、写真下の赤で囲んだ部分をカットします。
みなさんの場合、MDF材は100㎜ほど残っていると思うのでタイルギリギリでカットしましょう。
使用する道具はカッターですが、刃の幅が広いものを使いましょう。
何度か切れ目を入れていくと簡単に割れます。
フェンスをつくる
4枚重ね合わせたネームプレートをカットします。
フェンスの長さは40㎜で、全部で20枚必要です。
このとき使用する道具はノコギリですが、刃の細かいものを使用しましょう。
木工用ノコギリだと苦労します(笑)
駒をつくる
先ほどカットしたネームプレートの三角部分を駒として使います。
駒は2つ必要ですので、4枚重なった三角部分を3つ、くっつけましょう。
くっつける際はプラスチック用ボンドを使用します。
※私の場合、ネームプレートをカットするとき木工用ノコギリでやったら1つ割れてしまい、三角部分が不足しています。
仕上げ
フェンスと駒を整える際に、ホビー工作紙ヤスリを使います。
何種類か入っているので好みで使ってください。
重要なのは駒の底です。
平でないと駒を置いたとき安定しないので、念入りに磨くといいでしょう。
これですべての工程が完了です!!
まとめ
今回も100均にある物だけでしっかり作ることができました。
ちなみにかかった費用は、1000円です。
※ボンドや道具などは金額に入っていません。
切ったりする技術はほぼ入りませんでしたが、タイル張り技術がとても重要な作品でした。
完成写真を要確認!
タイルの張り始め要注意!
これを見て無理そうだなと思ったあなたへ
本物買いましょ!!!!!笑
遊んでみると凄い面白いですよ!